からまる毛糸

自分にさえ 嘘をついてしまった日は
眠りに落ちるのが ひどく遅い
「もう帰るんだね」 あなたの肩に手をかけた
夢の中では 素直にそう言えるのに

大きく伸びた背も その優しいまなざしも
アタシを包むためだと 思いたい

あなたがその笑顔するのなら
このままのほうがいいのかな
強がりとかじゃなくて
本当は すごく すごく 小さい
同じ気持ちならいいと 誰だって思うでしょう

人はみな心の中に もう一人の自分を飼う
問い問われ 初めて向き合えたとき 迷いは消えるのでしょう

あなたがその笑顔するのなら
このままのほうがいいのかな
強がりとかじゃなくて
本当は すごく すごく 小さい
同じ気持ちならいいと 誰だって思うでしょう
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