ひとりぼっちの唄

俺と関わりの無い人が自分で死ぬ事を望めば
どうぞ勝手に死んでくれればいい
その人が自ら死のうが寿命でこの世を去ろうが
俺にとっちゃ変わりないから

「生きてればきっと良い事あるよ」なんて説得する奴を俺は信じない
幸せなんて望んでも手に入らなくて
ふとした時に一瞬ちらつくだけなんだよ

太陽系からはぐれてまたひとり
宇宙の隅っこに放り出されちまったみたいだ
刹那の幸せを感じたくて彷徨ってる
こんな割に合わないこと なぜ続けてるんだ

ただ誰しもがこの宇宙にひとり産み落とされて
ひとり去ってゆく中で求むのは人の温もりじゃないか
悲しいくらいに単純に
孤独な宇宙は広がっている

俺と関わりの有る人が自分で死ぬ事を望めば
俺は一体何を想う
俺に一体何が出来る

太陽系からはぐれてまたひとり
宇宙の隅っこに放り出されちまったみたいだ
残される方が去るより恐いのはなぜなんだろう
本当に勇気が必要なのは死ぬことじゃねぇ 生きる事だ
「生命線から外れた旅に出る」それを望んだ人に俺は何もできないが
太陽系からはぐれてまたひとり きっと誰もが同じように
この宇宙で ひとりぼっち
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