でいごの花が咲く頃に

慌ただしく過ぎて行く都会暮らしの
想いは何時も故郷の南の島

生まれも育ちも選べないさ、と
強がっていた過去

「デイゴの花が咲く頃には帰って来るよ」と言い残して

幾度も幾度も振り向いた
海よ 風よ 寂しさ少し残して

にーにーの歩いた後にはついて回った
おかーの口癖はずっと心配ばかり

青すぎた時間さえ愛せる様唄おう

デイゴの花が咲く頃には「帰って来たよ」と胸を張って
君の話を聞かせてくれ
そして空の下でまた語り合おう

その笑顔絶やさぬ様に信じ続けようねー

デイゴの花に込める気持ち
君に伝えたくて傍にいるよ
時代は巡り巡る様に
今を 今日を
大切に歩いて行こう
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