Late-show

ほら夜の闇が 暇を潰してるんだ
群雲溶けて照らすから
がむしゃらに来たんだ ぬかるんだ道を
『憶えてるか』と囁く月

掌の中の 爪痕でまた
三日月の赤 滲んでく
誤魔化してきた 痛み許せば
強がる僕に気付いたんだ

白みだした空 君の背を焦がすよに
明日の強い太陽
そこにある気がして…

月が看ていた僕のLate-show
朝待ち顔で紡ぐLate-show

とめどない雨 あてどない旅
いつか途切れるそんな日に
止まらず走って 傷ついた足を
君は愚かと笑うかな

揺るがない闇 深い場所睨んでさ
煙草の火種メジルシに行こうか

夜の静寂に響くLate-show
君の手を取って走るLate-show

月が看ていた僕のLate-show
君の手を取って走るLate-show
夜の静寂に響くLate-show
ただ朝を待って…紡ぐLate-show
×