北国の町

汽車の窓さえ 凍てつくような
白い吹雪よ 北の町
なんでこのまま 帰られようか
愛に命を かけたなら

つらい試練は 覚悟じゃないか
今日も身をさく 北の風
お前泣くなと 肩抱きよせて
あおぐ夜空は まだ暗い

荒れたお前の その手を握り
泪ぐむ日も あるんだよ
苦労つきない 人生だけど
たえてゆけるさ 二人なら

春は短い 悩みは遠い
雪も重たい 北の町
今日まで生きて 来たんじゃないか
なってみせよう 幸せに
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