君は悲しみの

きのうの事さえ 思い出せない程
ぼくはいつも 疲れてた
そんな時 熱いジャスミン茶のゆげの中に
ぼくを そっと眠らせてくれた
君は やすらぎの人
ぼくは ぼくの事しか見えなかった
君が泣いてるなんて 知らなかった
君はぼくの為に生きてくれたやさしい人
君は悲しみの
君は悲しみの
君は悲しみの やすらぎの人

何も告げずに 一人 旅に出て
雨の日突然帰った ぼくを
迎えてくれたのは
灯がついた 明け方の部屋と
眠ったふりした君
君はやすらぎの人
ぼくは ぼくの事しか見えなかった
君が泣いてるなんて 知らなかった
君はぼくの為に生きてくれたやさしい人
君は悲しみの
君は悲しみの
君は悲しみの やすらぎの人
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