歎きの雨を一雫

そうよ駄目じゃない きっと駄目じゃない
やり直せる 作りかけでも壊してしまえ時間さえあれば
そうよまだまだ 出来るはずだわ
私を見て 匙を投げたら拾ってあげる 貴方は知らない

樹々の眠りを 野生の声を Ah ほら
繰り返す時のカイロス ちっぽけな歴史の中で
迷いのもつ輝き

誰かが指した標識 誰かが先導した道
歎きの雨を一雫
追われている 追いかけている 果て無き終わりの先まで
見失うことなかれ君 ひらひら

そうよ駄目じゃない 甘く見てたら
怪我をするわ 早く気づいて闇の深さを時は止まらない
そうよまだだまだ 見せてあげるわ
綺麗なもの 殻を被って蓋をしてれば 貴方は知らない

水の青さを 空の広さを Ah ほら
さざ波が寄せるように 生まれは消える感情と
揺らぐことなき思い

誰かの誘いの言葉 誰かが流してた涙
藍色に咲く薔薇たち
こちら側へ あちら側へ わかれ道の前に立って
見失うことなかれ君 ひらひら

きらきら輝きは ゆらゆら瞳へと 咲き誇らん
それは 時間と共に育ってく ゆっくり大きく
開かれる時を待つ

誰かが指した標識 誰かが先導した道
歎きの雨を一雫
追われている 追いかけている 果て無き終わりの先まで
見失うことなかれ君 ひらひら
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