「はんそでが まだ寒いね」
つなごうとした君の手を
ごまかして 振り払った
どきどきが バレないよう

空と海がひとつに 見えるこの丘 君に
宝物を分けるように 見せたかったの

碧空(あおぞら)に背中押されながら
大人になる いつも どんなときも
見えるのに手ですくえない碧
でもいちばん そばで 笑う色

ひまわりが もうわたしの
背を超すね 綺麗だね

宇宙もこの星も 君の着ているシャツも
同じなのは ただの偶然でしょうか

碧空(あおぞら)に放った願い事が
星になって きらり わたしを呼ぶ
涙は碧い海へ流れて
空へのぼり ほら かがやく

碧空(あおぞら)に背中押されながら
大人になる いつも どんなときも
見えるのに手ですくえない碧
でもいちばん そばで 笑う色
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