夢の中で君が泣いてた

なんとかしなきゃ 君はそう言って
遠い街へ 飛び出して行った

連絡はないまま 今日も雨が強く降り注ぐ

夢の中で君が泣いてた それで僕は目を覚ました
離れてても 聞こえてくる 走るその足音が
だけど一番大切なモノ 誰かに奪われたときは
僕を呼んでくれたら どこにいても 飛んでいくさ

その場しのぎで ここまで来たけれど
息つく暇も 泣く暇もないままで

走ることは結局 自分一人でしかできないけど

あの日交わした約束など 思い出す暇もないくらい
目の前には 見過ごせない 悲しいが転がってる
いつかまた会ったそのときは 想像と違う姿に
君は驚くかもね 僕は君のこと 忘れないよ

僕は君がいなけりゃ きっとダメになっていたんだ
僕は君がいるから これからもやっていけるんだ

どうか君よ負けないでくれ チャンスはきっと目の前に
ハッピーエンドの物語には 悲しみがつきものさ
雨がやむ その瞬間に 全力で走っていれば
向かい風に乗って君は 空高く 飛んでゆける

夢の中で君が泣いてた それで僕は目を覚ました
離れてても 聞こえてくる 走るその足音が
だけど一番大切なモノ 誰かに奪われたときは
僕を呼んでくれたら どこにいても 飛んでいくさ
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