わかれ酒

女の歓喜(よろこび)おしえた貴方(ひと)が
こんな こんな こんな悲哀(かなしみ)
わたしに呉(く)れた
涙ながして 悩んだ果てに
痩(や)せたとこの頃 いわれます
命を泣かす わかれ酒

死んだらよかった 抱かれたままで
甘い 甘い 甘い言葉に 私は燃えた
嘘も本当も 男は上手
二度目の人生 さがします
命を泣かす わかれ酒

生きてる限りは 忘れはしない
それが それが それが本音(ほんね)の
わたしにさせた
夜の仕草や 口癖なんか
酔うほど心に 浮かびます
命を泣かす わかれ酒
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