冷たい世界

ああ 薄暗い部屋 時計は14時過ぎ
まだ 寝ぼけまなこ 外は雨が降っている
何もしたくない このまま寝ていたいけど
重い体無理やり起こす
テレビをつけソファーに座って まずいタバコに火をつける
相変わらずの日々が 今日もまた始まる

このままどこか遠いところへ 何も言わず姿消しても
しばらく僕を探す振りして そのうち僕を忘れていく
きっとそんなもの 冷たいこの世界

ねぇ 僕のことなど たいした興味もないんだろう
馬鹿じゃないさ それくらい解っている
どこもかしこもキレイごとばっかりだ
また うわべばかり 嫌気がさす
仲間さえ信用できなくて すべてがニセモノに見えて
いつの間にか僕は 孤独に染まっていく

例えば僕が声を無くして 涙にくれていたとしても
同じ涙を流す振りして そのうち僕を忘れていく
だってそうだろう
このままどこか遠いところへ 何も言わず姿消しても
しばらく僕を探す振りして そのうち僕を忘れていく
きっとそんなもの 冷たいこの世界
でも ここが 僕のいる世界
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