望みの彼方

独りで君は泣く 断りもしないで
痛みで限がなくも 何も出来ないで

真夏に咲いた花は枯れて
あの日歩いた道忘れて
話疲れた夜を越えて
息を染めた
無駄な夢を見てました 意味の脆さも知ってた
壁の前に立ち尽した 君の姿を見つけた

確かめて君を抱くのはもうおしまいで
只でさえ耳が鳴る だから独りにしないで

守れなかったものは全て
冬の舗道で思出して
体に開いた穴数えて
息を止めた
なのに置いてかれそうさ 君が居るのは知ってた
頭の上に撒散らした望みの彼方を見てた

真夏に咲いた花は枯れて
あの日繋いだ手は解けて
誰かが言った 僕の所為だって
全てを変えた
まだ夢は見れますか? 君が何度も言ってた
頭の上に撒散らした 望みの彼方を見てた
伝えられるはずだった
君の姿を見てた
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