あの夏の少年(A Boy In The Summer)

熱い風が頬をなでて
自転車で 駆け抜けた
自由という夏

長い影の 向こうにある
まだ見ぬ明日が 待ちきれなくて
急いだよ家路

終わりのない冒険の日 泥だらけのあの靴
傷の数で 勇気しめした
あの夏の少年は

丘の上で 見えた世界
かすんだ都市(まち)は 胸おどらせる
見知らぬ惑星

名前呼べば 駆けてきたよ
友達だったあの犬となら どこにでも行けた

決して誰も歳をとらない 魔法の国に住んでた
その心に 翼持ってた
あの夏の少年は

鎖につながれた 冬の日を越え
輝くあの季節 また巡り来る

今も僕の心の中で あの冒険の続き
聞かせてよと 話しかけてる
あの夏の少年が
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