よせばいいのに

“いつまでたっても駄目なわたしね”

女に生まれて 来たけれど
女の幸福 まだ遠い
せっかくつかんだ 愛なのに
私のほかに いいひといたなんて
どうにもならない 愛だとわかっていても
お嫁にゆきたい あなたと暮らしたい
馬鹿ね 馬鹿ね よせばいいのに
駄目な駄目な 本当に駄目な
いつまでたっても 駄目なわたしね

悩んでみたって やぼだよと
他人は気軽に 言うけれど
余りに深い 愛だから
今すぐ忘れるの とっても無理なこと
一緒になれない 人だと感じた時から
あきらめきれずに メソメソ泣いている
馬鹿ね 馬鹿ね よせばいいのに
駄目な駄目な 本当に駄目な
いつまでたっても 駄目なわたしね

女に生まれて 来たけれど
女の幸せ いつ来るの
やさしく抱かれた その日から
あなたの妻に なれると思ったの
あなたと別れて 一人で暮らしてゆくなら
このまま死にたい 私はいくじなし
馬鹿ね 馬鹿ね よせばいいのに
駄目な駄目な 本当に駄目な
いつまでたっても 駄目なわたしね
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