鳥の歌

わからないかも知れないけれど
あの頃はあなたがすべてだったよ
人は結局孤独だからね
あなたが過去(まえ)に呟いた言葉

二人を繋ぐ糸は今ほどけて
別々の時 刻み始めた

私は今日あなたと言う鳥籠から飛び立つよ
たくさん愛とたくさん涙
あなたとだから与え合えたよ

求める愛には限りがなくて
満たせない気持ちをあなたにぶつけた
人の心が同じスピードで
進むなんて無理なのかな

あの日から何度かの季節が巡り
前向きに生きてみたくなった

私は今日あなたと言う鳥籠から飛び立つよ
一生懸命好きだった事を
忘れるほどに強くゆくから

愛された日々は無敵の砦
住み慣れた胸の温もり 振り向けば帰りたくなるけど

私は今日あなたと言う鳥籠から飛びたつよ
大空に舞え 小さな鳥よ
二人の日々が点になるまで 高く… 高く…
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