水色の風

揺れる木漏れ日 誰もいない線路(みち)
少し外れて重ねた足跡

染まりだす季節に
ひとつだけ信じる出逢いがある

君に逢えた喜びが僕を包むよ
水色の風が今 心、浚って
誰よりも側に居て君を守りたい
泡のような望みが 夏の空、溶けて消えた

耳に残った あの日の汽笛が
瞼に描いた空想の未来

落書きに見えても
永遠にきれいな色をつけて

君に逢えた喜びが僕を包むよ
蘇るジュヴナイル 泪、拭って
星よりも輝いて君を照らしたい
強がりも言えぬまま 夏の陰、追いかけてた

君に逢えた喜びが僕を包むよ
水色の風の中 光、掴んで
誰よりも側に居て君を守りたい
傷つくこと恐れず ただ強く抱きしめよう
この夏が続くように…
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