泣いてないってば

「東京…行くことにしたの…あのね…私…」

ごめんね ずっと 好きなのに
サヨナラ 留守番電話に残した
尻切れの伝言
2人の今より 近くに夢見て
生まれたこの街 出て行く わがままを許して…
夜の汽車って なぜか旅人に 誰かを
思い出させて 眠らせないの
泣いてないってば…

1人が淋しい時には あなたの
匂いがするシャツ くるまって 後悔をするでしょう
夜の汽笛は なぜに遠くでも
近くを走るみたいに 聞こえてしまうの
ガラス窓に 映る顔が 泣いたような
遠い何かが 欲しいその時に
近くの 悲しいことを 選ぶものなの
泣いてないってば

「泣いてないってば…泣いてないってば…泣いてないってば…」
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