飛べれば

やっとつかんだ希望さえ あわく消えてゆく闇の中でも
必ず必ず太陽は昇るんだって 見つけたんだ
そして君はまたひとつ 自分だけの光を灯してゆく
歩く歩幅ばかり気にしていた あの頃も笑い飛ばせるよ
この空がキレイだと思えるのは
君の中のキレイな空と交わっているから
飛べればいい その体にしがみついた君の重い影は
明ける夜と始まる朝の間に 今消えてゆくよ

さぁ 羽ばたく準備を 恐がることなんて何もないんだ
一人泣いた夜も 手を伸ばした日々も 全部見ていたから
時が進むから君はいつも生まれ変われる
焼きついた後悔が明日を邪魔しても
飛べればいい その体にしばりつけた君の黒い影は
その両手が光に変えてくれる日を ずっと待っている

その両手が光に変えてくれる日を ずっと待っている
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