存在

水に挿した この花もいつか 光を失う
あなたの手を 握りながら心が また遠く見てる

いまある幸せに ふれるほど 臆病な自分もいて
ほゝえみを重ねる ふたりは知らずに
影はすぐ深くなる

ひとつしかない ものだと言うのなら
わたしのすべて この愛にゆだねよう
抱きしめられて 伝うぬくもりには 答えがある
あなたの匂い
あなたの鼓動
ふたりを守るから

ふいに変わる あの雲のかたち 季節は従う
変わることを 許しあえることから 明日ははじまる

愛は孤独までも 包み込む どんな傷も癒そうと
ひとりでは見えない 道があることを せつなさが教えてる

ひとつしかない ものだと言うのなら
わたしのすべて この愛にゆだねよう
抱きしめられて たどり着く朝には かけがえない
あなたの瞳
あなたの吐息
ふたりをつなぐから

浅い眠りは 瞬く間にほどけ
日々の流れが 連れ去りにくるけど

抱きしめられて 伝うぬくもりには 答えがある
あなたの匂い
あなたの鼓動
ふたりを守るから
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