ガラス玉

浮かんでは消えてった
当て所ない言葉
鈍色の空からガラス玉
忘れた振りしたって
消えない消えない傷跡
思い出したあの日のガラス玉みたいな涙

悲しみは雨の日に少し似ているんだな
全部避けて歩く事なんて出来る訳がない
渇いてしまったって消えてなくなる訳もない
空に帰ってまたいつか降り注ぐ

ここは少しだけ寒すぎるな
世界が終わるような色の空

どれくらい僕らは優しくいられた?
想い出したくなんかないのにな
忘れた振りしたって
消えない消えない傷跡
鈍色の空からガラス玉

誰かの涙流れて
紫陽花も青く染まる

いつか、僕らは誰もが救われるのかな
幸せになる日が来るのかな
あなたに会えたらな
会いたい会いたい会いたいな
話したい事ならいくらでも
今ならあるのにな
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