ひとり薩摩路

春は桜の 薩摩路を
行けば涙が こぼれます
あなたを忘れる 旅なのに
いつまで未練に 泣くのでしょうか…
ここは 出水の 鶴の里
頬を濡らして 雨が降る

待つか奪うか 別れるか
雲の流れに 聞いてみる
心にしまった 恋ならば
誰にも邪魔など されないでしょう…
ひとり 指宿 枕崎
波が想い出 つれてくる

秋は紅葉の 薩摩路へ
ふたり旅する はずでした
うしろを見ないで 歩いたら
私の明日に 逢えるでしょうか…
日暮れ 鹿児島 桜島
あなた恋しと 風が泣く
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