遠い匂い

君の後ろ姿を ぼくは見つめていたんだ
長く長く君の背中を ぼくは頼りにしてたんだ
自分がいるところを いつも仮の場所だと
逃げて逃げて夢の世界へ 君の声を抱きしめる

友と恋と裏目に出る純粋が
青い自意識を キリキリ痛めつける

ああ ぼくはこれから何をしよう
こんなぼくじゃ 君に好かれるわけがないのさ

君はぼくにやさしくて いつも本当にやさしくて
ずっとずっとぼくを見ててくれたね 君の体温おぼえてる

テレビとSEXとロックン・ロールが
頭の中で とぐろ巻いていた

ああ どろり重い心引きずって
体だけは丈夫なので 今日も笑っていよう

いいことも悪いことも 受け入れられなくて
初めからないものを 必死に探してた

ああ ぼくはこれから何をしよう
こんなぼくじゃ 君に好かれるわけがないのさ
ああ どろり重い心引きずって
体だけは丈夫なので 今日も笑っていよう
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