仲間のうた

いつでも一人で 生きてるつもりであった
人には言えないことが くさるほどあった
ただ ちょっと苦しくて 絶望もたまにはあった
その時僕らは小さな声で つぶやけばいんだ
一人じゃないって 仲間がいるって
将来の事 来年の事 考えるのがおっくうになった
来月の事 明日の事 考えてもいいことなかった
だから今日 今この瞬間を ただ大切にしようか
過ぎ去った昨日までの事も うけとめてみるか 見つめ直すか

心ない 笑顔には 僕はすぐに気づいた
心ある さりげなさ 僕は気づいてなかった
数学は勉強だ 物理学は要領だ
君の痛みや君の優しさとか どうすりゃいいの
どうすりゃわかるの 何を読めばいいの
でも いつかわかるだろ 本当は一人じゃないって
本当は仲間がいるって 今日の今まで 口に出せなかった
強いだろって いきがっていたんだ

つらい恋も 伝説に残る失恋も
つらい友情も 空前絶後の裏切りも
その人に 出会わなかった生活より
ずっと よかった ずっと よかった ずっと よかった
本当は一人じゃないって 本当は仲間がいるって
誰も何にも 教えてくれなかった 明日の予定にはなかった
本当は小さな声で いや本当は大きな声で
一人じゃないって それが仲間だよって
教えてあげたいだけなんだ 教えてほしいそれだけだったんだ
それが仲間だ
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