悲しみのうた

長すぎる夢だな もう覚めてよ
こんな悲惨な悪夢は
どうせいつもの様に側で眠るんだろう?
きっと目覚めれば当たり前の日曜…

「きっと悪い夢の続きを見ているんだ」と思いたいけど
心身共にひどく痛む

今すぐ会いたい もう直朝が来る

儚すぎるものだな もう止めてよ
そんな無意味な争いは
いつも無闇な悲劇の果てに残るのは
憎悪を超えた悲しみと 呪う様な悲歌だけ…

歩まずとも季節は移り行く
去る者は日々に疎しだなんて 例外もあるものです

目を閉じなければ会えない いっそ消えてしまおうか

あの温もりに触れたい 伝えきれぬ事ばかり…

もうどれくらいの時が流れたろう
空虚な世界をさまよう
どんなに叫んでも どんなに祈っても
無邪気に微笑む君はいない

長すぎる夢だな もう覚めてよ
こんな悲惨な悪夢は
いつもなら君の優しいあの声で
愛しいあの笑顔で目覚めるはずの日曜…
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