炎のラグリマ

こぼれて風に舞う
手のひらの砂漠は
この想いのゆくえ

沈む陽の
濡れてる金色
目に映るすべて
燃やすの

もう 何も言わないで
聞こえない
あの、胸がふるえた囁きさえ
遠くて…

あなたは微笑んで
まぶしい影になる
この両手のむこう

灼けついた砂よりも熱い
胸から流れる


空 燃え尽きる前に
知りたいの
あの輝く鳥は
どんな場所へ還るの?

もう 何も言わないで
聞こえない
あの、胸がふるえた囁きさえ
遠くなる

いつか生れ変われたら
あなたを守る炎になるの
そして二度と…
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