天使の消えた聖夜(イブ)

メリー・クリスマス
街にふりそそぐ 粉雪をただ見つめていた
角の公園ではしゃいでる子供たち
待ちきれぬ気持

街燈のキャンドルが揺れて キャ ドル
恋人たちは無口にすぎる
目をふせながら僕は
腕時計の針少しもどすふりした

部屋をつつんだキャロルさえ
訳もなく心細くなる

やがてドアが開くの待ってる
パールのピアスが夢を見てる
月の光で色をじょうずに変える
まるで君のように

メリー・クリスマス だからさ 特別な人と
メリー・クリスマス だけどさ 凍えそうな夜

カーテンのすきまからのぞく
蒼い風が時を急がせて
去年と僕の気持変わらないのに
ただ君がいないけど

メリー・クリスマス だからさ お願い 伝えて
メリー・クリスマス だけどさ 夜明けが近いよ

メリー・クリスマス
メリー・クリスマス こんな好きだけど

時計の針は もどせても
心までもどせないんだね…
心までもどせないんだね…

窓を開け 天使の消えた聖夜(イブ)
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