冬色

儚いもんさ もう僕は終わった
夢を見てたのか 空は冬色

傷ついたフリして街を歩いてる
そんな僕を冬はなぐさめる
僕が見たのは夢か幻か 僕も君も冬の色

君が言う事を僕は何一つ分かったつもりでいただけなんだろう
僕が言う事を細かい所まで君はいつも分かってくれていた

全ては後になって気付いたのさ 自分の小ささも今気付いたのさ
街は冬色 来年も多分思い出すのだろう
思い出すのだろう

死にゆく前に 試しに生きてみよう
先など分からない 自慢なんてしたくない

考えすぎて真面目になってしまったよ
プライトを持ちすぎて何もなくなったよ
歌を唄ったらいい人にされてしまった 街は冬色なだけさ

根気を持って生きるなど 僕にはできないと
思っていたら 僕が一番あったのさ

僕と君との愛の数 やっぱり違ったのか
とても辛い事だと知った

繰り返す季節に言いたい事は無く 青春の日々を思い返す事もなく
寒さに対し言葉も特になく 街はただ冬色
街はただ冬色
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