漂う

翔びかう鴎 しゃがんでみて
“淋しさ”それに沈むふりをする
君の細い背に時の流れを感じて
心の隙間を僕の愛でうめてみる

真白な頬さえ赤く染めてしまう頃
海辺の風もいまは吹かない

遠くに煙る タ暮れの街
裏街あたり ふと足を止めて
流れる歌にも 耳をかたむける人は
別れと幸せ肩に感じてるからさ

愛する事にも いつかなれてしまえば
ささいな日々も時に流れる

僕は穏やかに 少し心おちつかせ
君の香りには 何か忘れていたものが

真白な頬さえ赤く染めてしまう頃
海辺の風もいまは吹かない
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