冬のラブレター

気付かぬフリで 諦めたくない
もう無理なのに そんなの判ってる
真っ赤なマフラー とても良く似合ってたの
思い出しながら 白い息吐いていく独り道
あの日、もう冬だねと呟いた
変わり無く 大切な恋人
この胸の想いは 止められない 心は涙に溶けた
忘れたくて でも会いたくて
甘酸っぱく 抱きしめた夜は
やけに切なさとホントの気持ちが混ざる
初恋の様に消えていく 当たり前に在った 二人の意味も
全て変わる未来へと 歩き出してた

それぞれの人生で 偶然 出会っても
この瞬間が来ること 二度と無いだろう
忘れたくて でも会えなくて
外 雪降り積もる 街の色も 無数に散らばる
出会いと サヨナラが混ざる
別れながら 思い出すだろう
冷たい手と手 合わせながら
見上げた冬空に 落ちる流れ星
何かが足りないと 探し続けてたけど
変わりなく何時でも 此処にある たった一つの答
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