秘密の静寂

すぐそばの手を握り 形のない答え求めた
枯れていく花を目にすると 私をあざ笑うようで

‘今’が流れて とんで
自分は変わらないままで
いつもと同じところにいる

秘密の静寂を走る
秘密の静寂を走る
この小さな力の奥に 静かに息をする‘わたし'をみて
‘わたし’をみて

かなしみもいつか溶けて 濁りのない川へ流れる
夜の闇またぐ三日月は 私をあざ笑うようで

今も過去も未来も
宇宙からみれば ジオラマ
それなら 思いきり生きたい

秘密の静寂を走る
秘密の静寂を走る
この小さな力の奥に 静かに息をする‘わたし'をみて
‘わたし’をみて

踏んばって 立ち上がって 走る度 転び叫び
迷って 立ち止まった
そんなくり返し

秘密の静寂を走る
秘密の静寂を走る
この小さなたましいだって 知ってる
時の流れることを
この小さな力の奥に 静かに息をする‘わたし’をみて
‘わたし’をみて
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