海岸電車

海岸電車の窓から 君の街 見渡して
今日の君の笑顔一つずつ 思い出してニヤけてる

電車嫌いのこの僕が 今ではこの通り
好きな人がいる それだけで少し強くなれる

僕はいつも忘れはしない いつでもどんな場所にいても
弱い背中 そっと強く 押してくれてること

国道近くの小さな球場で
少年野球を見てはしゃぐ君を 僕は見てる
傾く夕日と冷たい潮風
そんな時 ふと思うよ もう…離さない

海岸電車を背にして 秋の砂浜で
夏と冬の海どっちが好き? なんて笑いながら

もしも君がいなくなったら 思っただけで苦しくなる
今は変わらない毎日が ただ愛しいから

二人の声だけ響くホームでサヨナラ
少し先の踏切のベル 胸に締めつけてく
例えばこの街 離れたとしても
お互い 強く信じて ねぇ…

国道近くの小さな球場で
少年野球を見てはしゃぐ君を 僕は見てる
傾く夕日と冷たい潮風
そんな時 ふと思うよ もう…離さない

最終電車に飛び乗り 切れた息整えて
君がくれた勇気一つずつ 目を閉じ 確かめてる
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