柔道一代

いかに正義の 道とはいえど
身にふる火の粉は 払わにゃならぬ
柔道一代 この世の闇に
俺は光を なげるのさ

人は力で たおせるけれど
心は情は 力じゃとれぬ
春の夜風に 吹かれる柳
みたぞまことの 男ぶり

若いうちだよ きたえておこう
いまにおまえの 時代がくるぞ
泣きたかったら 講道館の
青い畳の 上で泣け
×