春宵

頭の中で グルグル回る妄想
イカれた人間の仲間入りかな
遠い遠い場所で 君が笑っている

瞳の奥でずっと待っているって
便りが届いたのは昨日の事
コスモスの咲く季節は終わったのに
まだ僕のポケットにささったまま

あの時のように日々は遠くへ

忘れずして 忘れるよなんて
空があざけ笑っているようで
温かさと血の気がない記憶に
またがって太陽に背中をむけているよ

乱れていく 夢の世界の中へ

六千の花に抱かれた記憶の中で
僕はそろそろ目覚めようと思うのさ
淡いコスモスの香りにふと誘われて
涙が零れ落ちたんだ

乱れていく夢の世界の中へ

知らず知らずに騙され続けてきたのか
僕は少しずつ分からなくなってきている
それが偽りだともし君が言うのならば
僕は今を忘れ追憶の海に溺れるだろう

六千の花に抱かれた記憶の中で
僕はまたひとり座り込んでしまうのか
淡いコスモスの香りにふと誘われて
涙が零れ落ちたんだ
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