FANTASY

獅子座は また 瞬いて この地に涙を与えた

あの日から この背中は 片翼を失くしたまま
夜が明け 星々からの記憶は 薄れてゆく

此の空も 此の唄も 何故だろう?
色を亡くし 音を亡くし リアルじゃない
君の夢は 僕を包み 星になって 鳴り続けている

星空は また瞬いて この地は涙を讃えて
駆けた時は 光を放ち 君のいない この世界は「幻想」

君の せいだよ 胸が痛むのは

破片は 今も刺さって

この花も、あの鳥も、風も、月も、時を止めて

目を閉じて 真似をしても 虚しくて
灰になった 君はとても 小さかった
解らないよ この世界は 狂っていただろう? 安らかに あぁ

星空は また瞬いて この地は 涙を讃えて
駆けた 時は光を放ち 君のいない この世界は「幻想」

どれだけ 経つだろう、星が 流れてから…
そして ここで、掻き鳴らすだろう 君のくれた この想いは「永遠」

あの日から この背中は 片翼を失くしたまま
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