オバケのロックバンド

誰もが忘れてた 物置き小屋の奥から
退屈な膜を破り 転がり出てきたオバケ

木霊に育てられ 雷神にそそのかされ
ゴミ箱叩くビートに 役割見つけたオバケ

子供のリアリティ 大人のファンタジー
オバケのままで奏で続ける
毒も癒しも 真心込めて
君に聴かせるためだけに
君に聴かせるためだけに

良かれと思っても ことごとく裏目に出て
爆音で踊ってたら ツノが生えてきたオバケ

暗闇に紛れて 冷たい旅路の果てに
壊れたギターを拾い 音楽に目覚めたオバケ

トゲばったハードロック 本当はラブソング
オバケのままで奏で続ける
不思議のルールで 間違えながら
君に聴かせるためだけに
君に聴かせるためだけに

少しでも微笑みこぼれたら
そのしずくで俺生きていける
忙しけりゃ忘れてもいいから
気が向いたならまたここで会おう

子供のリアリティ 大人のファンタジー
オバケのままで奏で続ける
毒も癒しも 真心込めて
君に聴かせるためだけに
君に聴かせるためだけに
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