心の翼

もしも心に
思い運ぶ 翼あれば
伝えてほしい
同じ涙 喜びと
だから変わらぬ
重さの命なんだと
願いは誰も同じと
親しみをこめ

もしも星の夜なら
身を寄せて眠れ
嘆きさえも愛しい
息づきだから

もしも深い森なら
木もれ陽に踊れ
ふれた心 思いは
残るのだから

何故苦しむのだろう
何故悲しむのだろう
生きていることがつらいなんて
思いたくはない

命は愛おしいと
抱きしめてみればいい
その手の温もり伝わるなら
恐れは消え去る

体の傷より 痛む心よ
共に生きてる 命の
親しみをもて

もしも星の夜なら
身を寄せて眠れ
嘆きさえも愛しい
息づきだから

もしも深い森なら
木もれ陽に踊れ
ふれた心 思いは
残るのだから

心の翼よ今
届かぬ思いをのせ
愛しい命のもと
はばたけ願いをこめ
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