倶に

手すりのない橋を 全力で走る
怖(こわ)いのは 足元の深い峡谷を見るせいだ
透きとおった道を 全力で走る
硝子(ガラス)かも 氷かも 疑いが足をすくませる
つんのめって 出遅れて 日は沈む 雨は横なぐりだ
倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう
過ぎた日々の峡谷を のぞき込むヒマはもうない
倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう
生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)

身代(みがわ)りは要(い)らない 背負わなくてもいい
手を引いてこちらへと 示してほしいわけでもない
君は走っている ぜったい走ってる
確かめるすべもない 遠い遠い距離の彼方(かなた)で
独(ひと)りずつ 独(ひと)りずつ 僕たちは 全力で共鳴する
倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう
風前の灯火(ともしび)だとしても 消えるまできっちり点(とも)っていたい
倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう
生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)

つんのめって 出遅れて 日は沈む 雨は横なぐりだ
倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう
風前の灯火(ともしび)だとしても 消えるまできっちり点(とも)っていたい
倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう
生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)
生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)
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