花火よ燃え尽きて海に舞い上がれ!

花火よ燃え尽きて海に舞い上がれ!

君の優しいぬくもりが
この世界の全てだと思っていた そんな頃もあった
生きている意味が 何もかも全て君だった
この地球が宝石にさえ思えた

買ってきたケーキ二つ 冷蔵庫に残ったまま
花束は愛されることなく枯れていく

すべてを雁字搦めにして 冗談じゃない!
君だけのために生まれた訳じゃない!
愛した理由 思い出せないほど沢山あるけど…
君への思いを打ち上げ花火にしたら
どんな色の花火が観れるだろう
叶わぬ君への気持ちを捨てれば
しあわせになれますか?

花火よ燃え尽きて海に舞い上がれ!

僕の名を呼ぶ君の声
無機質な部屋のような胸の中で乾いた振動が反響する
独りでグラスに注いだ愛情のジュースは
甘すぎるから喉が渇く

頼りないため息一つ ふとした寂しい時間(に)
口ずさむ歌があるように僕の名を呼んで!

すべてを雁字搦めにして 冗談じゃない!
君だけのために生まれた訳じゃ無い!
フィクション染みた愛情表現はもううんざりだ
君との記憶を打ち上げ花火にしたら
どんな色の花火が観れるだろう
脳内で疼くおもいでを消せば
しあわせになれますか?

花火よ燃え尽きて海に舞い上がれ!

すべてを雁字搦めにして 冗談じゃない!
君だけのために生まれた訳じゃない!
愛した理由 思い出せないほど沢山あるけど…
君への思いを打ち上げ花火にしたら
どんな色の花火が観れるだろう
叶わぬ君への気持ちを捨てれば
しあわせになれますか?

花火よ燃え尽きて海に舞い上がれ!
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