東京

夕闇滲む 風の街
汚れたシャツにも 星が降る
たばこにかすんだ 火が揺れて
ためいきで吹き消した さよなら

わずかな夢の 名残だと
渇いた心で 生き急ぐ
俺たちどこかで 同じ孤独を
きっと知りすぎてる…そうさ

東京 なにもかもいま 忘れて
優しい夜に抱かれたい
なぜ 傷つかなけりゃ 心は
愛の灯りに 気づかないのか ふたり

はかなく流れる 時のいたずら
悲しいめぐり逢いも 許そう

東京 想い出も もう忘れて
やすらぎだけが あればいい
なぜ 傷つかなけりゃ 心は
愛の行方を語れないのか ふたり

誰もが涙を 隠すけど
ふれあうぬくもり 思いだしたら
そっと瞳を閉じて…そうさ
そっと瞳を閉じて…GOOD-BYE
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