マボロシーン

ギンギン照らす太陽に 汗滲ませ 君と僕は重なりあった
ジンジンするような想い 胸に秘めた
あの時間は 止まったままさ

波に消える 涙の数よ

最愛のような気がしていた あなたを
最高の時をくれたのは確かだったんだよ
さすらう心の行方は 君だけを
探し続けています 夏が来るたび 今でも

色もないようなマボロシーンだけど

散々君を困らせた 若い僕は
壊れるのもへっちゃらだった
だんだん 傷がある事に気づいたけど
今更どうにも出来る訳がない

朝もやの 匂いの中で

最低のような気がしていた あなたを
最終的には1ページにしてしまったんだね
やるせない時はいつでも こんな風に
考えてしまいます 夏が過ぎても 何故だか

語れる事は何もないけど

最愛のような気がしていた あなたを
最高の時をくれたのは確かだったんだよ
さすらう心の行方は 君だけを
探し続けています 夏が来るたび 今でも

色もないようなマボロシーンだけど
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