サンフランシスコの夜はふけて

揺さぶれ俺の体 揺さぶれ俺の心
犬共は吠えるけど キャラバンは走ってく
ビール飲みながら アクセル踏みつけて
ラジオの音楽に 勇気づけられる
子供の頃はもっと すべては単純だった
あいつが悪者なら こいつは正義だった
たくさんの問いかけに たくさんの答が
ただ嵐のように うずまいてるだけ
ライ麦畑にはもう 美しい夢もない
羽根つきキャデラックで ビュンビュンとばしていく
誰かのモノサシに たよったりビビッタリ
あいつの言ってた事も 少しは本当だ

バディホリーの幽霊が いためるエビチャーハン
アボガドをのりにまく そいつはカリフォルニア
エロ本のとなりには 都会のエルグレコ
バスに飛び乗って 終わりなき旅へ
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