私の歌

海の黄昏(たそがれ)は
私の心に いつかどこかで
出会ったような 白い小舟を繋(つな)ぐ
遠い世界へと 白い帆を広げて
愛の言葉 溢(あふ)れる海へ
私は漕(こ)ぎ出す
たとえ嵐が来ようと 私には歌がある
孤独と愛の歌を 私は歌おう

海の黄昏は
私の心に 長い髪した
女の影を 淡く映してみせる
遠い悲しみを 隠した灯台
愛の名残り なつかしむように
あかりをともして
たとえ嵐の夜も 消えないランプのように
孤独と愛の歌を 私は歌おう

たとえ嵐が来ようと 私には歌がある
孤独と愛の歌を 私は歌おう
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