ACT

開戦を告げる合図。
そうさ、僕らは何時でも火花を散らして。

始まりは雨…それが定石。
見様見真似でまずはなり切る。
歩幅と曲を合わせて歩けばほら、絵になった。

好きな物に囲まれて、憧れを実現させて、
何故か生まれる痛みに泣かされてる。
誰にも負けたくないのは愛してるからなんだね。
それを知れて良かった。

どうしても欲しいモノがあるなら時を超えてでも奪りに行こう。
そんな“夢見がち”で居たっていいんだよ。
この火種育てて炎に変えて行く。

少し欲張って…それで上出来。
理想に近いキャラを生み出す。
「らしくないよ」と、何度リメイクすれば満足か。

例えば君の視線すら横取りされたくなくて、
死に物狂いで演じる僕は悲しい。
誰にも負けたくないのは愛してるからなんだね。
それを知れて良かった。

次なんてもう無いかもしれないって事、嫌という程思い知らされただろ?
「仕方ない」で済む筈ないんだよ。
燻って煙くて泣けてしまうね。

そこら中に酸素は在るのに一瞬だけ咲いて消えて行く。
指咥えてただ看取る日々。
それをやめたかったんだ。

どうしても欲しいモノがあるなら時を超えてでも奪りに行こう。
そんな“夢見がち”で居ようって決めたよ。
この火種抱えて炎に変えて行く。

次なんてもう無いかもしれないって事、嫌という程思い知らされただろ?
だからこの手は離せないんだよ。
燻って煙くて黒い世界で
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