南風

希望をひとつ 列車に乗せて
もいちど夢を 走らせた
名前も知らずに 降り立つ春の駅
見上げる空に 鳴く揚げヒバリ
そよぐ南風 明日が呼んでいる

胸に消えない 面影抱いて
人を恋うれば 知る涙
幸せ祈るよ また逢うその日まで
さよならだけが 人生じゃない
唄う南風 明日も日が昇る

心にいつも ふるさと行きの
白い線路が 続いてる
どうにもならない 淋しさ道連れに
夕陽に向かい それでも行こう
吹けよ南風 明日が待っている

明日が待っている
×