夏色吐息

今年も見上げれば そこまで夏色に染めて
かざした指の隙間 そっと蜉蝣がゆれている
小さくかけたRadio Speakerから想い出の曲が
傷ついていた心ちょっとヒリヒリさせています

あなたを思い出しすぎている自分だけゴマかして
新しい恋してるけど きっと 気付かれてる

どうして どうして ボクは、あなた追う足とめたのだろう?
はきなれたサンダルが懐かしい思い出運んでくる

知らない間に眠ってた 午後の風の中で
日焼けをしてく汗ばむ胸 ぬるくなった缶ビール
分かっていて気付かないフリして溺れていたかった
遠くの空に恋焦れた あなたが消えてゆくまで…

毎日、繰り返している忙しさの波の中で
自分にバカンスをあげよう きっと それなら恋愛

はきかえたサンダルが この夏にちょっと照れている
夕陽暮れる頃には サヨウナラ を言える自分でいよう

小さくかけたRadio Speakerから想い出の曲が
傷ついていた心ちょっとヒリヒリさせています…
多分後悔します…
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