拝啓、ひまわり

あえてこの時代に手紙を書くよ
あえてこの時代だから俺の字で書くよ

拝啓、お元気ですか。時候の挨拶は無しでいいかな
あれからどれくらい月日が経ったろう
伝えたいことがありすぎて もう既に訳わかんなくなってるけど
自分の言葉で紡いでいくね

迷惑ばかりをかけた10代 あの頃に比べて今はどうだい?
今頃になって気づいたあなたの有り難みを
たくさん心配かけたなって今更そう思うんだ
でもそう これでいいんだ

あなたがいたからここまで来れたよ
あなたがいたから頑張れたの
あなたがいたから歌を歌えるの
届いてるかな 伝わってるかな 飾らない真っ直ぐな思いを

『変わりはない?』って電話の 最後はいつもこの一言で
変わりはあるよ、たくさん成長してるんだ
あなたの知らない間に少しずつ大人になってる
荒波に揉まれながら必死に生きてるよ

色々分かってきた20代 あの頃のあなたのこともそうだ
今になって分かるあなたの強さや温もりを
この先どんなことがあろうと 俺は強く生きてくよ
だからそう笑ってて

何年先になるか 俺も本当のとこ分からないけど
必ずやいつの日にかあなたの元へ帰るから
だからずっと そうずっと その日まで元気でやってて
元気でやってて 元気でやってて

あなたがいたからここまで来れたよ
あなたがいたから頑張れるの
あなたがいるから歌を歌えるよ
届いてるかな 伝わってるかな
飾らない真っ直ぐな思いを
あなたの好きな花と共に
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