ソラ

“ただいま” 言えばすぐ 足元 駆けつけるんだ
チャチャチャって音で 現るヒーロー
君ほど僕のこと癒せる人はいないね
そう その仕草 笑顔になるよ

どうして僕の気持ちが分かるの?
悲しいときはいつも くっついて来てくれるよね

ずっと ずっと そばにいて欲しいんだ
君はそうさ 僕の世界一だよ
駆け足で進む君の時計を ゆっくりにできないかな
ふんわりと抱きしめて 名前を呼んでる
“ソラ ねぇ ソラ”

茜に色づいた 綺麗な空だったんだ
名前をつけて 家族になった日
小さな茶色い手 大きな潤んだ瞳
抱っこした時 もう惚れてたよ

今日は遅くなって本当ごめんよ
たくさん散歩しよう 帰ったらすぐにごはんだ

どんな顔しても絵になるからさ
カメラロールがもう 君でいっぱいだ
そうだね 君には僕しかいないんだね 大切にしなきゃな
心でつぶやいては 写真をめぐる

キーボードを叩く膝の上 眠る君
ポップコーンみたいに香ばしく 温かい
いつの日か 一緒にいられない時が来たって
忘れないさ 僕ら 思い出を作る天才

ずっと ずっと そばにいて欲しいんだ
君はそうさ 僕の世界一だよ
駆け足で進む君の時計を ゆっくりにできないかな
ふんわりと抱きしめて 名前を呼んでる
“ソラ ねぇ ソラ”
寝息たてる君の 鼻先に目を閉じて 顔を寄せる
僕の匂いをずっと 覚えていてくれよ “ソラ”
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