冬茜

もし オレが死んでも くよくよせずに
しっかり生きろと 言ってたくせに
一人でお湯割り 呑んでいる
あんたの背中が 泣いている

窓の外には 冬茜
燃えてるような 赤い空
明日もきっと 晴れそうね なんて
隣で言っても 聞こえないのね

そうあの日私は 煙になった
けれども心は いつでもそばに
一人でお湯割り 呑んでいる
あんたの背中に 頬寄せる

窓の外には 冬茜
哀しいくらい 奇麗なの
憎まれ口を きかないで もっと
あんたに優しく すれば良かった

胸の中まで 冬茜
愛されてたと 知りました
呑みすぎないで 泣かないで あんた
見えない両手で 抱きしめてます
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