男の花

蕾硬けりゃ 硬いほど
冬はながけりゃ ながいほど
春は奇麗な 花になる
雨風嵐に 耐えて咲く
人生桜 男の花さ

あっちこっちに ぶつかって
泣いた悔しさ ふえるほど
人の痛みも 沁みてくる
それが男を 華にする
優しく強い 男の花さ

夢は男の 道しるべ
馬鹿と言われりゃ どこまでも
馬鹿を通して 生きてやる
男は背中で 語りゃいい
咲かせてみせる 男の花を
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