ズミの花

二人歩いた 思い出小径
そよぐ風さえ 涙を誘う
君の面影 白い花
弱い 体(からだ)を 隠していたか
ズミの花 ズミの花
も一度会いたい ズミの花

髪を掻(か)き上げ 微笑むしぐさ
時間(とき)がたつほど 恋しさつのる
甘い香りの 白い花
触れた唇 ただ一度だけ
ズミの花 ズミの花
身を切る淋しさ ズミの花

揺れる木漏れ日 哀しいほどに
空の青さが 心に沁みる
肩にひとひら 白い花
散るは運命(さだめ)か 儚い命
ズミの花 ズミの花
も一度会いたい ズミの花